After the rain 2

「はい、もしもし」

「イシカワ書店の佐藤と申します!櫻井様のお電話でよろしいでしょうか?」

「はい」

「ご注文いただいていた本が入荷いたしましたので、ご連絡差し上げました。よろしければお立ち寄りください!」

「わかりました。」

「では、失礼いたします!」

本屋さんから電話が来た。

声が高くて、元気な人だった。

あの人じゃない。

ネームプレートちゃんと見ればよかったな。
なんて書い

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生きてたから今がある【⑨】

ある女の子の物語
女の子は中学生になった
桜が舞う希望に満ちた
入学式の朝も 
相変わらず朝から酔いが残り
言い合いが始まる2人…
呆れた女の子は
『先に行くね』と伝えると
『一緒に行かないのか?』と聞かれた
『みんな友達と行ってるよ』と
言って出発したが
『酔っ払い2人と一緒になんか
行きたくないよ…』
これが女の子の本音だった

新しい制服のスカートに
糸がついたまま登校した
糸に気付いた友達

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怪獣をつかう者 画像版 144話 B

#画像版は疲れたら急にやめる場合があります 

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「何を探されてるんです? 学校の調べ物?」と、橋本が聞いた。

「これ、知りません?」伊東はスマホを出し、怪獣の動画を橋本に見せた。

「ええ、何これ? 花火? ……じゃないね」橋本は目を見開いて見入った。「え、これ、どこ。日本ですか?」

「秋田です」

「こんなのやってるんだ。これは何です?」

「なん

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怪獣をつかう者 3章-3

←前回

これまでのあらすじ:怪獣の謎を追って行き当たりばったりな夏休みを満喫する神白に、双子の弟トモルが追いつく。一方、同行していたはずの伊東はiCloudのログイン情報を書き置きして失踪。神白は「iPhoneをさがす」アプリで伊東のスマホを追跡し……

3.

「あれ?」助手席でうとうとしていたトモルが、神白から預かったスマホを見直して、急に言った。「止まった?」

「え?」神白も猛烈に眠かっ

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ドレス選び mirror mirror

番外編というか...笑 もう決めたって言ってるのにも関わらず、気になっていってきてしまいました!mirror mirror新店舗の丸の内店9月末にオープンしたてほやほやの店舗です。

mirror mirror  http://www.mirrormirror.jp/shop_marunouchi/

ここにしかないインポートドレスの品揃えの豊富さが魅力。とはいえ、心に決めたドレス達がいるので、大

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『荒ぶる季節の乙女どもよ。』の最終話での泉の台詞が奇しくも・・・

⚠️宣伝目的の♡はやめてください!

連載中のSM小説『美少年マゾ地獄〜女体化処刑クリニック』の「3話・麻里子の鞭」と「4話・麻里子の肉玩具」では、裕実が恋人の澪に対して罪悪感を感じながらも、麻里子の調教を受けることを選んでしまうという、マゾヒストの性を描いているのですが、裕実の中では澪への純粋な恋心と、性欲やマゾヒスティックな欲望を別物として分けているのです。
実はそれは私自身のことでした

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怪獣をつかう者 画像版 143話 B

#画像版は疲れたら急にやめる場合があります 

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伊東は急に興味をそそられた様子で、「怪獣」の絵を見ながら考え込むような目になった。

「種類は多いですよ。大きな分類がアリゲーター、クロコダイル、ガビアル、の3つあって。『ワニ目』全体では、確か20種以上いるはずです」

橋本は人だかりが途切れるのを待って、ワニの水槽の前まで案内してくれた。

「メガネカイ

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After the rain 1

仕事帰りに本屋に寄った。

外がザーザー降りで、雨宿りも兼ねて。

かなり大きな本屋だ。いつも帰り道に通るけど、あまり入ったことがなかった。

目当ての本があるんだけど、その棚はどこだろう。

棚が自分より高く、いくつもあって、なんだか迷路のようだった。

ビジネス書、という文字を見て、その棚をジロジロと見る。

作者とかわかんないしなあ。
どこの出版社だっけ…

目当ての本なのに、情報を全く覚え

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夢があるんですが。②

夢に向かってできることがない。

さて、応募したはいいもののもう2週間経つわけですね。なーんの音沙汰もない。

で、出来ることないじゃん。

ってなってしまいまして。

そうすると、何に向かっていいかわからなくなって、散財するわけですよ私は。どないやねん。

暇だと散財する。ということなんですわ。
余計なこと考えてさ。

本当にできることがない?

で、考えてみたわけです。
本当にできることはない

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